教科書に無い日本史の噺04 88公卿列参事件後半
まぁそんな中、我らが老中堀田正睦殿が京都に到着する。
そして孝明天皇に拝謁することになる。
堀田殿はこう思っていたんだ。
「まぁまぁ関白に根回しもしてあるし、形式的なものだから形式的な^w^」
ところが先の88公卿列参事件後。朝議は翻り当初は「幕府に全てお任せします(´・ω・`)」
から、
「米国との条約は神州の大患 国体に係る。もっと諸大名で議論してまた結論もってきてくれ」
に変わったんだ(; ・`д・´)
これには堀田殿もビックリ((((;゚Д゚)))<コンナハズデハ...
宿舎に戻った堀田殿は巻き返しを図る。
朝廷にお伺いを立てるが、内容はこうだ
「努力いたします。だが、もしもしの話で、最悪こじれたら、調印してもいい?日米通商修好条約」
その返答は「そうなったら是非無き儀」
これはしゃーないから調印していいよー^^
ではなく、戦争になってもしょうがないという意味だ(; ・`д・´)
自分が戦争の引き金を引くことになるかもしれないとなった堀田殿は震えただろう、会いたくて、ではなく(; ・`д・´)
更に、こういった内容も。
「最悪の場合は神宮の深慮をお伺いになるかも知れませんね」
→戦争するかどうか、クジで決めることになるかもしれないね。
泣き崩れる堀田正睦殿。
とにかくそうしたことになってしまいトボトボと江戸に戻ることになった堀田殿であった・・・。
しかし、余りにも過酷な運命と激動の時世が胎動しているのを知る由もなかった・・・。
次回は安政の大獄編に続く。かもしれない(; ・`д・´)